INTERVIEW

ワーク・ライフ・バランスをとりながら、 自分らしく成長できる職場です。

渡辺 比呂子信用情報統括部 カスタマーサポート1グループ 主任 2005年度入社

渡辺 比呂子信用情報統括部 カスタマーサポート1グループ 主任 2005年度入社
入社後に会員会社のサポートを担当し、様々な課題の解決に努める。現在は、主に個人のお客さまからの信用情報の開示に関する業務を担当。他の信用情報機関*¹と合同で、消費生活センターの相談員などに向けて行っている消費者懇談会*²にも携わり、信用情報の啓発活動にも取り組んでいる。

01.現在の仕事内容

お客さまの不安を解消できるように
心がけています。

私は、主に個人のお客さまからの信用情報開示に関する対応業務に携わっています。信用情報の開示とは、信用情報機関に登録されている自身の信用情報を確認できる制度のことをいいます。この信用情報の開示対応だけでなく、ときには開示後の問い合わせ対応で、信用情報の見方をご説明することもあります。

多くある問い合わせは、自身の信用情報について不安を感じているお客さまからの質問です。信用情報が記録されていること自体が、信用力の低下や与信審査の否決に影響を及ぼしていると思っている方もいらっしゃいますが、それは正しい理解ではありません。信用情報は、ローンやクレジットなどの契約内容や返済状況などに関する情報であり、客観的な取引事実です。契約どおり返済されていれば、お客さまの信用につながる情報なので、安心してもらえるように説明しています。

現在は、信用情報の開示を対応するグループの主任をしていますが、以前のグループでは会員会社のサポートを担当していたので、最初は戸惑うことも多くありました。お客さまが「会員会社」から「個人」に変わり、今までの経験が通用しないこともありました。「個人」のお客さまの場合、どんなことを知りたいと思っているのか、どうすればご満足いただけるか、一人ひとり全く違うからです。業務を行っていくなかで見つけ出した解決策は、決めつけや固定観念を取り払って、相手の話を真摯に聞くことです。経験を重ね、徐々に自分なりの対応方法を身につけていきました。

02.当社を志望した理由

個々に合わせた「働きやすい」環境です。

前職で信販会社の審査業務を担当していたこともあり、信用情報について興味関心がありました。信用情報を管理・提供しているのはどんな会社なのか、気になって調べているうちに出会ったのが当社です。業種に偏りがなく、消費者金融はもちろん、クレジット・信販会社や金融機関、保証会社、リース会社などの幅広い業界で支持されている信用情報機関だと知り、魅力を感じました。

入社の決め手は、「働きやすい会社」だと感じられたことです。前職では、残業が多くなることもありました。しかし、当社では残業がほとんどないことを聞き、最初は「そんな会社があるのか」と驚きましたね。業務時間内にしっかりと仕事を終わらせる、効率的な働き方に興味を持ちました。また、若手からベテラン社員まで年齢層が広いにもかかわらず、活発にコミュニケーションが行われているので、風通しの良い職場だと感じました

03.ワーク・ライフ・バランス

育児休業後の短時間勤務が
仕事の効率化につながりました。

当社は、仕事と家庭・子育てとの両立がしやすく、安心して働ける会社だと感じています。私の場合は、2005年の入社から現在までの間で、2度の産前・産後休業と育児休業を取得しています。周囲の理解が得やすく、どのメンバーも優しくサポートしてくれました。産前は体調が優れず仕事を休みがちだったのですが、「仕事のことは大丈夫」と言ってもらえたのは心強く感じました。育児休業後の復職も非常にスムーズでした。

日々のワーク・ライフ・バランスもとりやすく、子供が小学3年生になるまで短時間勤務が認められていることはとてもありがたく感じます。大半の会社では、3歳までしか認められていないことも多いので、子供との時間を大切にしたい方には最適な環境だと思います。当社では、男女問わず短時間勤務や育児休業を利用しており、全社でしっかりとバックアップする体制が整っています。

最初のうちは、短時間勤務の範囲内で仕事を終わらせることに難しさを感じていましたが、周囲のサポートもあり、フルタイム時に8時間かかっていた仕事を6時間以内に終わらせることができています。短時間勤務をきっかけに、仕事への取り組み方をより意識し、常にグループ内で情報を共有したり、可能な限り前倒しで業務に対応したりすることで、効率的に仕事を進められるようになりました。案件が重なったときにはグループ全体で協力してくれるので本当に助かります。

04.仕事で工夫していること

一人ひとりに気を配り、
優先順位を共有する。

主任の立場でグループ全体を見ながら、効率よく業務を進めていくことを心がけています。担当者ごとに業務の習得度が違うので、どうすればミスを発生させずスムーズに仕事に取り組めるのか、業務時間中に気づいたことは担当者に随時伝えるようにしています。私が一方的に指導するのではなく、最適な方法をメンバーと一緒に考えることが大切です。何でも相談しやすい雰囲気をつくりながら、個々の優先順位をしっかり確認することがグループの業務効率化につながります。

グループミーティングでは、その日の目標と優先順位をグループ内で共有するようにしていますが、問い合わせが多かったり、至急の案件が入ってきたりすると、予定どおりに進まないこともあります。そういうときには、仕事で困っている人がいないか気を配りながら、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。また、若手社員と接する機会には、子供の成長を見守る“母親”のように一人ひとりを大切に考えながら、日々の業務やスキルアップを応援していきたいと考えています。

05.当社でのチャレンジ

信用情報の正しい知識を伝えるため、
懇談会のスピーカーに挑戦。

他の信用情報機関と合同で、消費生活センターの相談員などに向けた、消費者懇談会を開催しているのですが、そのスピーカーを務めることに挑戦しました。信用情報機関はどのような機関なのか、信用情報とはどういうものなのか、当社の社会的な役割も含めて参加者の前で説明させていただきました。今までスピーカーとして大勢の前で話した経験がなく、最初はかなりの緊張で伝わりづらいこともあったと思います。スキルアップのため、周囲の経験者にアドバイスをもらいながら改善を重ね、最近では参加者の反応を見ながら話せるようになってきました。今までの業務とは異なる新たなチャレンジが、自分にとって非常に良い刺激になりました。

今後も消費者懇談会や日々の問い合わせ対応のなかで、信用情報の正しい知識を伝えていきたいと考えています。信用情報は、分かりづらい印象を持たれることもあり、お客さまの不安につながることがあります。お客さまには、多様な金融サービスの迅速な利用を可能にする信用情報の正しい役割をお伝えしながら、より身近な存在になれるようにサポートを続けていきたいと思います。

信用情報機関…当社および全国銀行個人信用情報センター、株式会社シー・アイ・シーの3機関がある。
消費者懇談会…信用情報機関の役割や情報の概要、信用情報の開示制度、信用情報機関の社会的役割の理解を深めてもらうことを目的に、3機関合同で実施している。

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